株式会社イグジット
リーダーとして大失敗した話
消防点検・改修工事

先日の朝
事業部責任者後藤君(仮)とウェブサイト改定についての進捗を打ち合わせしたときの事。

なんとなく後藤君が主体的じゃないように感じた。
オレがどうしたいのかを聞いてくる。

いやいや、事業部リーダーはあなたで、あなたの考えを形にするサポートが今回のオレの分担だったはず。
もしかして「仕事を依頼された」って思ってない?正直そう思った。

しかし、それを責めるべきじゃない。
強い思いがないものはない。しょうがない。というかただの事実。

しかし、事業部に対する強い思いがないのだとしたら、責任者ではないほうがいいんじゃない?仕事を依頼されて実行するサブ的立場にいる方が、後藤君もチームもいいんじゃない?

そう思って伝えた。本人もその案に乗ってきたような気がした。
本当にそう思っているのかは分からない。責任者を辞めるのは嫌だけど強がっていただけなのかもしれない。

 

しかし、これが理想のチーム像か?オレが目指している組織かな?

そういえば、今の状態と理想とのギャップは「できない所」ではなく「伸びしろ」だと先輩が言ってた。

伸びしろがあるから担当変えるのか?それは理屈にあわない。

なんだそれ、ただ伸びればいいだけの話じゃん。「人には無限の可能性がある」オレはそう思っているしそう言ってきた。担当変える必要があるか?

本人が辞めたいと言ったわけじゃない。
なら、オレがやることは、自分で事業部を引っ張る事じゃない。
この事業の意義、なぜこのサービスを世の中に提供したいのか、それを伝えることだ。

そもそも後藤君は思いが弱いなんてことはない。仕事に対する思いがものすごく強い。
そんな責任感ある人に「やる気ないならしなくていい」みたいな事、オレはよく言ったもんだ。
オレはリーダーとして絶対やったらいけないことをしたんだ。

メンバーの可能性を信じず、勝手に限界を作ってしまった。
オレがすべきことは、まずこのサービスの意義を自分で深掘りすること。
それをメンバーに伝わるまで、まず自分自身が深掘りすること。
 

メンバーの可能性を信じぬく。絶対に手を離さないってこういう事か。
オレは早々に手を放してしまった。本当に申し訳ない。

後藤君は主体的で責任感があるからこの事業部責任者という仕事に取り組んでくれているのに、なんてこと言ったんだオレは。

 

その日の昼食に誘って謝った。リーダーとして間違ったことを言ったと伝えた。

本人はそんな気にしてない。というか忙しくてそのこと忘れてた。と言ってくれた。

そして後藤君と一緒にこの事業のお客様がどんな価値を感じているか、これまでお客様が言ってくれたこと、見せてくれた笑顔を話し合った。

 

イグジットが提供するサービスは、確実にお客様に安心感を提供している。

 

リーダーの仕事って多分、メンバーの可能性を本人よりも強く信じていること。
「ギャップは伸びしろ」。
今できていないこと、足りない所。全部伸びしろだ。

 

さ、今日もお客様の建物を安全に守り、安心感を提供していこう。

 

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