ベランダの仕切板を蹴破ってみよう!

ベランダの仕切板を蹴破ってみよう!

マンションやアパートなどの集合住宅に住んだことのある人なら、ベランダにある隣との仕切板をご存知でしょう。


ふだんはプライバシーを確保するための仕切として存在していますが、イザというときにはここが避難経路になります。
この板を割って向こう側の空間へ避難することになります。

壁は簡単に破れるのか?

「この板を割って」なんて言っていますが、言うほど簡単に割れるものなのでしょうか?
どうやって割ったらいいのでしょう?
どのくらいの力を加えれば割れるのでしょう?
ふだん使いで簡単に破損しては困るけど、かといって非常時に割れないのはもっと困る。
絶妙な硬さであることはまちがいありません。


仕切り板に使っているのはケイ酸カルシウム板という厚さ5ミリほどのボードです。
実際の仕切板とほぼ同じです。
これを、ベランダを模した組み立て式の枠にはめこんで割ってみます。

どうせ割るなら、気持ちを高めて勢いをつけてみましょう。
オモシロ消防訓練では、ベランダから避難するという非常時のシチュエーションを設定してボードを割っていただきます。

災害のシチュエーション

シチュエーションで定番なのは火災。
『台所から火が出た!
部屋の中に煙が充満していて、玄関の方には行けない!
ベランダから、風上の隣の家に避難だ!』

地震のパターンも考えられます。
『地震だ!
‥‥揺れがおさまったから外に出たい。
玄関ドアが歪んで開かない!
とにかくベランダから出よう』

避難する前に

おっと。その前に、履物を履き替えましょう。
ベランダに置いてあるような、ふにゃっとしたスリッパに履き替えてもらいます。
これでよりリアルになります。
慌てているときは裸足でベランダに出ちゃうかもしれません。
こんな切羽詰まったシチュエーションで気分を上げて、ボードに挑みましょう!
枠は頑丈に作ってありますから本気で挑めます。

ボードの入れ替え

割れたボードは簡単に入れ替えることができます。
紙芝居みたいな動きで、次々とボードを交換できるように作ってあるのです。
だから参加者全員がボードを割ることができます。
やりたい人にはどんどんやってもらいたい。
ひとりでも多くの「やったことがある!」という人を増やしたい。
だから、安価で簡単に交換できる仕様にしました。

アパートでひとり暮らしを始める前に

マンション住まいの方だけでなく、これからアパートで独り暮らしの新生活を始める予定の方、そんなお子さんを遠くから見守る親御さんにも体験していただきたい訓練です。
もちろん一戸建て住まいの方でもOKです。

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